憲法を通じて日本の統治機構を学べる本
★★★★★
2007-02-21
1巻は、憲法総論と基本的人権から構成されていますが、
2巻である本巻は1巻の続きとして統治機構について解説されています。
具体的には、「国会」、「裁判所と憲法訴訟」、「財政」、「地方自治」の解説に重点が置かれており、
憲法の勉強を通じて日本の統治制度を体系的に学ぶことが出来ます。
国会の仕組みや、裁判制度等について、基礎から分かりやすく説明されており、
前巻と同様に、ある論点についての学説を豊富に、しかも丁寧に説明している一方で、記述も回りくどくなく、
法律を専門に勉強されている方でなくとも理解するのに難しくないかと思われます。
同時に、憲法に関連して、行政事件訴訟法や国会法等の関連法規についても多少触れられていますので、
後に行政法等の勉強をする際にも大いに参考となるかと思います。

